体重管理は、高齢猫を健康に長生きさせる為には大切な手段の1つです。
決して難しい事ではなく、今日から始める事が出来ます。

今回は、体重管理の方法と必要性についてご紹介致します。

高齢猫のボケを確認する為の体重管理

人間でも、一定の年齢を超えると、「話が通じなくなる」「別人の様になる」等、今まででは考えられない行動をとる方がいます。
それと同じ様に、猫にも、この時期は訪れます。

「穏やかな猫だったのに、人を噛む様になった」「粗相が増えた」「いくら食事を与えても欲しがる」等の症状がみられた場合、その猫は、ボケてしまっている可能性が非常に高いです。

この様な猫は、自分の感情や行動をコントロール出来なくなっています。
その為、食事管理をきちんとしてあげないと、餌が入っている袋を見つけ出し、勝手に破き、中身を取り留めも無く食べてしまう事さえあります。
また、ここまで深刻な状態では無くとも、こっそりと盗み食いをしている事もあり得ます。
それらを防ぎ、制御する為にも、体重をきちん計測し、高齢猫に変化が無いか、確認する事は大切です。

体重管理は健康管理に繋がる

高齢猫は、食べる量が変わらないにも関わらず、体重が増えてしまいます。
これは、基礎代謝が低下している為です。
しかし、体重を定期的に計測しなければ、太った事にすら気付きません。

健康管理においては、この「気付く」事が大切なのです。

飼い主さんが人間である以上、太ればその原因を考え、突き止め、解決方法を考えます。
その場では行動に移さなかったとしても、何かのタイミングで、再び、思い出す事も出来ます。
例えば、猫に自分が食べているおかずを強請られた時に、「太ってしまったからあげられない。」と断る事が出来た時、それが1つの成果となります。

この様な事をするかしないかで、猫の健康は大きく左右されます。
ましてや高齢猫の場合、その差は如実に現れます。

体重管理を行うという事は、自然と健康管理が出来る事に繋がるのです。

痩せすぎや太りすぎに注意

ここまでは、肥満の高齢猫をメインにお話をしてきましたが、ここでは痩せ型の高齢猫についてご紹介致します。

猫は本来、少食です。
現在では、餌の種類が豊富になった上、不妊手術により太り易い性質になった為、肥満猫が増えているに過ぎません。

その為、以前は高齢になったからといって肥満になる事は、珍しい事でした。

しかし、痩せている事が良いとは限りません。
猫は高齢になると、食事量が減ります。
一度、食事量が減ると、見る見るうちに食べられなくなってしまうのが猫の特徴です。
その為、高齢にも関わらず、体重が減少してきた場合は、要注意です。

この様な時は、ジャンクフード等、普段では決して食べさせない様な物でも与えてみて下さい。
食のつき始めとなり、食欲が回復する事が多いです。

痩せ過ぎてしまい、結局、何も食べれずに亡くなってしまう猫もいます。

逆に、太りすぎてしまう猫もいます。
猫は高齢になると、カロリー消費できなくなりますので、それまでと同じ量の食事をしていたら太ってしまいます。

高齢猫の肥満は、病気の原因となることが多いので注意が必要です。
最近太ってきたなと思ったら、少しづつご飯の量を減らすなどをして体重管理してくださいね。

猫の体重測定の仕方

猫の体重を測定するにおいて、猫用の体重計を所持しているご家庭は少ないでしょう。
その為、猫を抱いたまま、人間用の体重計に乗り、体重測定をして下さい。
その後、自分の体重を引けば、猫の体重が分かります。

これを毎日続けて下さい。
高齢猫の体調は、刻一刻と変化する為、とても重要です。

また、体重測定の為に抱き上げた時、嫌がったり、痛がったりする事があります。
体重測定は、この様な変化にも気付く事が出来るので、新習慣として実行する事をオススメします。

体重を管理することで猫の健康管理をしていきましょう。

高齢猫は病気になり易いです。
その為、体重管理をきちんと行う事で、体調の変化に気付く事が出来、病気を早期発見してあげる事が出来ます。
まずは今日から、猫と一緒に体重測定をしてみては、如何でしょうか。

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